税制を知らない方が悪いという暗号資産投資

      2022/03/22

暗号資産で申告漏れ、追徴2億円超も…年収900万円の会社員「納められる金額でない」
こういう記事が出るたびに税金も知らないで投資するほうが悪いとか、申告しないほうが悪いとか、基本的には暗号資産に投資して課税されて悲惨な事になる人を罵倒するコメントばかり。

よくよく考えてみると暗号資産、仮想通貨の売買は雑所得扱いなのかどうかさえ当初はよく分からなかった(見解の相違)があったように思います。
暗号資産が爆上げして当局も課税に積極的になったわけで、それまでは取り上げられることすらあまりなかったわけですから。
暗号資産の売買にどういう税制が適用されるかなんか当局の胸三寸と言ってもいいです。
以前競馬で儲かった人に莫大な税金が課税された件がありましたが、買った損した馬券の金額も莫大でした。当初、その購入した馬券は経費としては認められず、要するに儲かった部分だけ課税され、損した部分は控除されないという判断に、通常の感覚からするとおかしいと思う人がたくさんいたと思います。

そもそもですが、商売している場合を除けば、税金って所得=儲かった場合に課税されますよね。
何らかの資産を売却してプラスになったら税金がかかってくるというのも理解できます。
しかし、損した場合はどうかというと最近は損失を繰り越しできたりするようになりましたが、それも限定されています。
基本的には損した場合というのは想定されていないと言っていいと思います。
暗号資産に限らず、何かを買って売ったら儲かり、その売却益でまた購入し、損する、ということはあると思います。
損した場合に所得から控除される、というのが基本的に想定されていない(多分)、というのは個人的におかしいと思うのですが、誰もその点について指摘していないので私の頭がおかしいようですね。

ということで頭のおかしい人間の独り言でした(笑)




 - お金が欲しい, 素朴な疑問