今日の気になった日本語のロジック

   

「賢い会計処理」「倫理に反する」 大谷翔平の年俸「97%後払い」契約で分かれる賛否
MLBの公式サイトは、契約が大谷のアイデアだったとした上で「契約期間中、大谷はドジャースから年間200万ドル(総額2000万ドル)を受け取る。総額6億8000万ドルの後払いは2034年に始まり、43年まで続くが、これらはすべて後払いの金額に制限がない労使協定の範囲内で合意されたものだ」と指摘した。

年俸の約97%が後払いとなったことで、チームの年俸総額が基準額を超えた際に球団に課される課徴金(ぜいたく税)を回避できるだけでなく、補強資金にも回せるようなった。MLBの公式サイトも「過去にも大規模な契約を結ぶ際に後払いとすることはあったが、これほどのケースはなかった」とし、契約内容の特殊性を指摘した。

ヤフコメ↓

ルールに抵触していない以上、何の問題もない。これをアンフェアだと見做すのであれば、MLBが支払い時期に関わらず、契約額/契約年をチーム年俸として換算するルールを設定すれば良いだけの話です。
あのMLBが、彼に合わせて様々なルール変更を実施、検討せざるを得ないと言う事自体、規格外な選手である証ですね。

ルールに抵触していない以上、何の問題もない。これをアンフェアだと見做すのであれば、MLBが支払い時期に関わらず、契約額/契約年をチーム年俸として換算するルールを設定すれば良いだけの話

~なのだから問題ない
問題なら~すればいいだけ

こういう言い回し結構見かけます。こういう言い方をするとまるで発言者は何でもお見通しみたいでドヤ顔しているみたいに見えますね(笑)
なぜこの言い回しが不快に思えるのか(笑)

ざっくり要約すると
「アンフェアだと見做すのであれば」=問題であるならば→ルールを設定すればいい
特に問題なさそうなのですが「アンフェアならば」という部分に着目。要するに問題があるならルール作ればいいじゃん、ということなわけですが、
それが議論のテーマなわけですよね。
つまり後払い契約はルールには抵触していないが、問題なのではないか?
本来のぜいたく税の趣旨から逸脱していないか?これが許されるならぜいたく税の意味ないのではないか?という問題提起がされている状態で、問題があるなら今のルールではいかんともしがたいからルールを設定変更することになるでしょう。
結局このコメントはただこの議論を紹介しているだけでなんの意見も言っていないに等しいのにドヤ顔している(見てませんけど(笑))ように見えて不快なのでしょうね。
自己解決しました(笑)




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