理屈の通じない人とは議論しないほうがいい

   

巧みな論理すりかえの見本があったので備忘録としておきます。

芥川賞作家の平野啓一郎氏 旧統一教会訪問の萩生田氏を糾弾「当然、議員辞職すべき」
萩生田氏は18日、今後の旧統一教会との関係について「一線は画していく。今後は適切な対応をしていく」と述べた。これに対し、平野氏は「一切関係を絶つ、とは決して言わないし、これまでの反社会的活動を批判することもしない。今後もこっそり上手くやっていきたいのだろう」と指摘。さらに「反社会的団体とこれだけ深い関係だったのだから、当然、議員辞職すべき」と糾弾した。

 また、旧統一教会と関係があったとされる議員に対しても、「反社会団体に選挙協力をしてもらって当選した議員は、全員、辞職して、カルトと手を切ってから出直すべし。当然だろう」と強い口調で訴えた。

これに対するコメント

野党でも統一教会と関係してたのは中道保守の維新や国民民主、そして立憲でも保守系議員だし、共産党は当然ゼロと言う所から、保守色の濃淡と比例してるとも言えて、単に保守傾向の強い議員は辞職しろと言ってるのに近くなってしまう点をどう考えるのか。

極言すればこういう観点で排除が進めば共産党くらいしか残らなくなるけど、別の見方では公安調査庁にマークされてる共産党こそ反社と思ってる層もあるだろうから結局は主観の問題で、この平野氏の主張は一見民意に沿ってるように見えても結局自身の政治的思想に合致しているかどうかの論点に帰着する。

整理すると

「野党でも統一教会と関係してたのは保守系議員 共産党は当然ゼロ → 保守傾向の強い議員は辞職しろと言ってるのに近くなってしまう → 共産党くらいしか残らなくなる

共産党は公安調査庁にマークされてる ← 反社と思っている層もある

結局政治的思想に合致しているかどうかに帰着する」

一見すると理路整然と述べられていますが
極論すると平野氏は共産党支持者と言っても良さそうですね(笑)

なんつって




 - 国家権力とか, 狂人日記