高級車に乗っていても一皮むけば

      2019/12/02

今日、母親の見舞いに病院に行った。
部屋の外から何気なく駐車場を見ていると黒塗りの高級そうな車の横でたばこを吸っている中年男性がいた。
男性はおもむろに駐車場の端の道路まで歩いていくとたばこを道路に捨てて何食わぬ顔をして、丁度やってきた嫁と思われる女性と車に乗り込んでほどなくして駐車場を後にした。

ふと、例のあおり男の事が頭をよぎる。
とは言え、たばこを捨てた男性も嫁も子供もいて社会的にはそれなりの地位があり、普段接している人から見れば私のような人間よりもよっぽどいい人に思われ、信用のおける人に違いない。

いくらお金があろうともあんな人間だけにはなりたくないし、あんな人間を表面上だけ見て信用してまうような人間にもなりたくない。

そうやって生きてきたが、結果として私の周りには誰もいなくなったのだ。一体何が真実で何が正義なのか・・・

あぁ・・・・




 - 狂人日記