片道3キロは遠いのか?大人と子供と都会と田舎

   

「毎日往復6km歩けるか?ましてや子どもだよ!」 富山市小中学校再編案 岩瀬地区住民から不満の声 相次ぐ 怒号飛び交う場面も

男性:「あなた、毎日3km、往復6km歩けるか?ましてや子どもだよ」「話にならんぞ!」「机の上での会議しかやってないからそうなるんだよ!」

雨の日、風の日、夏の暑い日、雪の日もあるでしょう。片道3キロは大人の足でもゆうに30分以上かかるでしょうか。
確かに大変そうですね。
私の子供の頃はどうだったか振り返ってみると、グーグルマップのルートでは片道約1.5キロ、往復3キロを歩いて通学していましたね。私の家よりも遠い子供も当然いましたが、それで片道2キロくらいが限度だったでしょうか。
ただ、当時は毎日通学が大変だ、というような、大人になって感じるような感覚はなかったと思います。
勿論、学校行きたくない、っていうのはありますが。それは歩いて行くのが大変だからということではありません。
しかし、上級生になって自転車も乗りこなせるようになるとなぜ自転車で行っちゃいけないのだと疑問を持ち始めるのは道理。

大人になると車やバイク、バス、電車、自転車、と選択肢が増えます。それらと比較したらそりゃよりラクな方を選びますが、そもそも小さな子供は選択肢がないのでそれが当たり前、普通だと思い特に疑問を持たなかったりします。
そうすると、大変だと感じても→仕方ないに変換されるので大人みたいにやる前からあれこれ考えるという事もないのかもしれません。

思うに毎日3キロ歩くって大変だと思いますが、仮にこれが2キロだったらいいのか?
なぜ3キロで設定されたのか?感覚的に大変そう、ではなくそこらへんをきっちり詰める必要がありそうです。
とは言え、今の子供たちは昔に比べると塾や習い事で車での送り迎えも多いでしょうから、3キロも歩きたくないと思う子供も多いのが想像できます。
また、田舎だとバスなどの公共交通機関どころか、歩道と車道の区別がないところ、路肩さえないような道路、そんなところばっかりなので子供が通学に使う道路として不適切なところも多い。
そういうのも考慮しないといけませんよね。

と、毎日通勤することもない引きこもりが申しております。




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