江戸無血開城は正しかったのか?

   

江戸の無血開城を語る時、西郷や勝の凄さや、或いは美談のように言われます。
ふと思ったのが幕府側の戦略上果たしてこの選択は正しかったのか?ということです。
あくまで幕府側としての視点ですが、どうでしょうか。
ということで検索してみてもこの視点での記事を見つけることはできませんでした。
一般市民の命を考えた時仕方のないこと、などと言われることもあります。
勝が江戸市民の為に交渉していたのかと思っていたら、江戸に放火する、と脅していたのは勝のほうでした(笑)

戦略上正しかったのか、別の選択はあったのかなかったのか、そういう視点で研究されている方もいるとは思いますが、なかなか表に出てこない。
坂本龍馬はこんなことした、あんなことした、西郷はこうで、大久保はこんな感じ、という、そういう詩的なイメージばかりが先行し、語る人の感性で左右されてしまいがち。

そういうイメージで良い事悪い事、人々の価値観がボヤっと決まってしまっているような気がしないでもない。




 - 素朴な疑問