仮想通貨を勉強してみたらビットコインを買いたくなったけど高すぎるわな

   

ビットコイン(仮想通貨)とは何か?

仮想通貨の定義は実は人によって言う事が違う。
そもそも論として通貨としては流通していないので通貨というのは変な話ですが、一般的に言われるところのビットコインを中心としたいわゆる仮想通貨とは技術的なことで把握するよりイメージしやすいのは仮想通貨法=資金決済法に定義される仮想通貨のほうが分かりやすいかもしれない。
詳細はこちらに書いてありました→http://topcourt-law.com/virtual_currency/virtual_currency_low
安心して下さい。弁護士の方が書かれています。

1号仮想通貨
(要件その1:不特定性)
(要件その2:財産的価値)
(要件その3:電子的記録)
(要件その4:非法定通貨) 
2号仮想通貨
 1号仮想通貨と交換することができる財産的価値であること
 電子情報処理組織を用いて移転することができるもの

別にブロックチェーンである必要はないわけで、特定のアルゴリズムである必要はありませんね。
1号仮想通貨はビットコインなどが当てはまり、2号通貨にはアルトコインなどが当てはまります。

トークンとの違い

ICOなどで使われるトークンですが仮想通貨と一体何が違うのか?
実はこれも明確な定義はないようです。トークンであっても上記の要件に該当すれば仮想通貨になり得ますし、そもそも仮想通貨全般をトークンと呼ぶこともあるようです。
ではなぜわざわざICOなどではトークンというのか?
基本的には発行者がいて、供給量をコントールできる点にあるようです。
また、既存のビットコインやイーサリアムなどのブロックチェーン技術を元にして作られている点もあげられるようです。
実際に個人でも簡単にトークンが発行できます。
このトークンを自分のブログの読者に発行したりして小遣い稼ぎという使い方もできますね。勿論このブログのトークン発行しても誰も見向きもしないでしょう。

そもそもなぜ仮想通貨がもてはやされているのか?

それはビットコイン取引で億り人が誕生したから、ではありません。
仮想通貨に使われるブロックチェーンの技術がとてつもなくすぐれているからです。
技術的な説明についてはいくらでも検索すればでてくると思いますので割愛しますが、もてはやされている理由の一つはオープンソースにあると思っています。誰でも自由にこの技術の派生商品が作れますし、実際できています。
ビットコインも完ぺきではないのでビットコインの弱点を改良した仮想通貨がいくつも出てきています。
今や有名無名あわせて1500もの仮想通貨があると言われています。
仮想通貨、とは言うもののその技術は決済、交換機能にとどまらず様々なサービスに応用可能です。
すでに仮想通貨の技術はあるもの、利用するものということで時代は動いています。
将来、様々なシステムの中でこのブロックチェーンの技術が動くことになるでしょう。
仮想通貨なんかよく分からないから使わない、と言ってはみたものの仮想通貨の技術は決済にとどまりませんから、知らず知らずのうちに使っていることになるはずです。

そうなると、どの仮想通貨の技術を採用するか?言い換えればある仮想通貨が世界のシェアをどれだけ多く握れるかでその仮想通貨の価値が変わってくると言えるでしょう。
あたかもその仮想通貨の保有者は、ある企業の株を保有しているに等しいものになります。
考えてみれば赤字企業であっても株式の時価総額が莫大な企業も存在します。
毎年毎年キャッシュフローを生み出さなくてもその企業に価値がある限り株式の価値もあるわけです。
仮想通貨自体が利益を生み出さなくてもその仮想通貨の技術を利用する企業や人が多くなればなるほどその仮想通貨の価値は上がります。
仮想通貨の発行量が決まっているから有限であり価値がある、わけではないのです。

ということでビットコイン買おうかな、って高っ!




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