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Burn the Bridge behind you




オマエも死刑にしてやろうか!全員死刑

   

ようやく全員死刑を見ました。

実話をもとにした映画なのでいやがうえにも期待が高まります。
実録犯罪ものと言えば冷たい熱帯魚凶悪が思い浮かびますが、この作品も元ネタのサイコ度で言えば勝るとも劣らずなんせ加害者全員死刑であります。大牟田4人殺害事件

大牟田は福岡県の田舎の方ですが、福岡と言えば北九州監禁連続殺人事件や久留米看護師連続保険金殺人事件などぱっと思いつくだけでも結構猟奇的な犯罪が多い土地柄ですね。修羅の国、などと言われたりもしますが当たらずとも遠からずかもしれません。北九州監禁連続殺人事件の松永太も確か柳川あたりで実はこの3件とも福岡の南部、筑後地方に関連しています。

さて、この作品、少し脚色が過ぎたようでサイコパスとしての怖さが薄まってしまった感があります。
冒頭のシーンで手下と思われる輩に話の途中に割って入られたといきなりキレはじめる兄。確かにヤクザ、チンピラ、半グレ、こういった類の人間に多いタイプですよね。どこにスイッチがあるか分からない。
普通人間はこういうタイプには本能的に関わらなくなりますが、相手が自分の所属している組織の上の人間とかだったらどうでしょうか。関わらないわけにはいかなくなります。
程度の差はありますが、一見すると普通の人間でもどこか社会常識とずれた価値観を持っている人間なんてザラにいるわけで、そういった人間が何かの間違いで権力を持つこともあります。さあそうなったら始末に負えない。
実は世の中にはこういった頭のおかしい人間が、ただ法に触れないというだけで結構な数生息している。
他方、こういったタガの外れた人間がその道では逆に一目置かれる存在となる。
頭のおかしな人間にみんなへーこらへーこらしているのがなんとも滑稽です。
コンビニで店員さんにいきなり、おまえ喋り方が変だな、ここら辺のもんじゃないだろと因縁をふっかけるあたりこういう輩の典型例を見事なまでに再現しています。
しかしながら、ほぼすべての実行行為を行ったとされる弟が罪悪感からなのか黒い影を見たりするのは余計だったかもしれません(実際に見たのかもしれませんが)。
サイコパスとしての怖さを描くのか、或いは暴力団としての怖さを描くのかすこし焦点がぼやけてしまった印象。
鳥居みゆき扮する闇金業者を殺す場面ではコメディチックに描くことにより逆に怖さを演出しようとしたものと思われますが、普通に面白くなってしまい外した感があります。

とは言え、こんな人間いやしない、なんてことはなく、結構いるんですよね。
あぁ・・・

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