13時間ベンガジの秘密の兵士は実話ですけど何か

   

評価が高かったので見ました。噂通りのブラックホークダウンのような話でした。実話じゃなかったら途中で見るの放棄したかもしれません

予告編を見る

ここなら→実質無料

話がよく見えないのが理由です。CIAの秘密基地の護衛みたいなのに6人の兵士がいて、秘密基地が襲撃されて(なぜ秘密なのにバレて誰がなんの目的で攻撃しているのかは政治情勢にうとい私にはよく分かりませんでしたが)この人たちは秘密任務なので救援には誰もきてくれない、どうやって生き延びるか、みたいなお話です。
それはいいんですけど、秘密基地が襲撃されるのに秘密基地にたてこもるんですね。ん?救援来ないんですよね?
救援来ないなら逃げた方がいいんじゃないでしょうか?救援と言っても軍隊送らなくてもいいじゃないですか。空港近いから民間の飛行機でもチャーターして送ればいいですし、実際プライベートジェットみたいなので救出に行きますしね笑。

最終的に味方と言われる現地の民兵がやってきて、助かったらしくて(何をもって助かったと言っているのかよく分からない、現に敵からは数度に渡って攻撃を受けいているのでまた攻撃があるかもしれない)基地をあとにするんですけど空港まで普通に移動します(移動しているところを襲撃されたりしません)。
秘密部隊だから救援部隊出せないのは分かりますけど、秘密基地ばれてるんだからそこからは逃げた方がいいような気もしますし、秘密部隊だから救援行けないとか言いますけど、秘密部隊出せるなら秘密の救援部隊出せば?笑とも思いますし、空港が普通に使えるなら民間機飛ばすだけでもいいわけで、これって単にCIAが作戦ミスっただけで(こういう事態を想定した撤退マニュアルがない、というより現場の指揮官の判断ミス)感動の作品に仕立て上げようとしていますがよくよく考えると失敗しているような気がします。
監督さんがマイケル・ベイなんで何も考えずに恋人同士で鑑賞するには丁度いい感じかもしれませんが、屁理屈ばっかり言う人には(私のような)見せてはいけない作品かもしれませんね。

そもそも題名がB級臭満載で、評価を見る前は完全スルーしていましたし、迫力の戦闘シーンもブラックホークダウンを見る前だったらよかったですけど、見た後だとそんなに衝撃でもないですし、実話というのだけが唯一売りな感じがしますね。

ただ、中国軍機が領空侵犯したのでスクランブルしたけど攻撃してきそうだったから引き返しているような国からしてみると、世界各地で血を流しているアメリカさんにはやっぱり頭が上がらないと思わされるのでした。




 - 動画とか , ,