ペイパルの本人確認がヒドかったけど1000円貰った件

   

なかなか日本では普及しないペイパルさん。
日本では口座維持費も無料で銀行口座作り放題ですし、電子マネーも普及しまくりですしペイパルという日本人には得体の知れないサービスを敢えて使うメリットもそうないのかもしれません。
ただ、実は使い方によってはかなり使えますが・・・

さて、ペイパルでは商品やサービスの決済に使う事が多いでしょうがお金も受け取ることができます。一時、日本の悪名高き規制などによって受け取れないようになっていたかと記憶しますがアカウントをグレードアップすると受け取れるようになります。

そこで、今回アカウントをプレミアにグレードアップするために本人確認書類などをアップロードしていたところ以下のメールがきました。
『---------------------------------
氏名の変更手続きについて
---------------------------------

ご提出いただいた書類とペイパルアカウントの内容が相違しています。

<相違箇所>
ご提出いただいた書類の氏名:ローマ字表記
 ペイパルアカウントの氏名:漢字表記

ペイパルアカウントの名義変更は、誠にお手数ですが、必ずカスタマーサービスまでご連絡ください。

---------------------------------
住所の変更手続きについて
---------------------------------

ご提出いただいた書類とペイパルアカウントの住所が相違しています。

<相違箇所>
ペイパルアカウントの住所:マンション名 なし
ご提出いただいた書類に記載の住所:マンション名 あり』

本人確認書類としてパスポートと水道料金の領収証をアップロードしたわけですが、パスポートは確かにローマ字ですが、署名は漢字です笑
署名は意味なしってことでしょうか。
また、水道料金の領収証は勿論漢字です。
住所についてもパスポートにはマンション名はありませんが水道料金の領収証には記載されています。
一体何を基準にしているのでしょうか?特に氏名のローマ字表記はこっちで漢字に変えればいいだけではないでしょうか?何故電話しなければならないのでしょうか・・・名義人を変更するわけではないというのは分かりそうなもんですし、そもそも名義人変更するくらいなら新しいアカウントを作りそうなもんですが。

ちょっとめんどくさくなりましたし、どっちみちビジネスアカウントにしようと思っていましたので新たにアカウントを作ることにしました。
さて、ここでも本人確認でまたメールが笑
『氏名の変更手続きについて
---------------------------------

ご提出いただいた書類とペイパルアカウントの内容に相違がありましたため、本人確認手続きを一時保留にさせていただいております。

<相違箇所>
 ご提出いただいた書類の内容:
  ペイパルアカウントの内容:●

弊社のシステムが旧漢字に対応しておらず、旧漢字を入力いただきますと文字化けし、転送不要書留郵便にて暗証番号をお送りする際、お届けできない可能性がございます。

ペイパルアカウントにご登録いただいた内容(旧漢字ではない表記)でよろしければ、誠にお手数ですが、その旨を必ずカスタマーサービスまでご連絡いただけますようお願いいたします。』

ある意味想定内です。旧漢字とはいえPCで入力できる漢字です。その証拠に今回は国民健康保険証をアップしたのですがこれには戸籍上の漢字(旧漢字と称される)が印字されています。
いずれにしても電話しなきゃいけないようで電話したところ、結構あっさり訂正できたようです。
ちなみにアカウントの特定はまずかけている電話番号、更には登録しているクレジットカードorデビットカードの下4けたで確認でした。
また、登録しているクレカの番号とか覚えてねーよ!って方の為に調べる時間を1分くれます笑
その後、担当さんにすぐつながりましたがどうやら外国人の方のようでした。本当は嫌みの一つでも言ってやりたかったのですが(あんたんとこの本人確認バカすぎじゃね?みたいな笑)外国人の方が一生懸命日本語で話されている感が伝わってきましたのでやめときました笑

また、住所も違っていたようでメールには次のことも書かれていました笑
『ご提出いただいた、水道料金領収書とペイパルアカウントの住所が相違しています。

<相違箇所>
水道料金領収書の住所:2F●● あり
ペイパルアカウントの住所:2F●● なし

ペイパルアカウントの内容はご提出いただいた本人確認書類と完全に一致している必要がありますので、
アカウント上にご登録いただいたご住所を、水道料金領収書の内容と同じように変更していただきますようお願いいたします。』
水道メーターを特定して間違いを防ぐためにこのような表記になっていると思われますが、通常住所にはこんなものありませんよね。
って分かるでしょ笑
ということでこの変更はサイト上で出来るんですね笑
ただ、住所の変更はできなくて新しい住所の追加しかできないって・・・笑
もうペイパルさん、めんどくさいっす!

※追記
本人確認書類のアップロードが完了してもまだ終わりではありません。暗証番号が転送不要の簡易書留で登録住所に送られてきますのでその暗証番号を入力して完了となります。
が、9月18日現在まだ送られてきません。郵送には2週間から4週間となっていますが本人確認書類がそもそもあれで良かったのか?つまり次の段階の郵送処理がされているのかはサイト上では分かりませんし、発送したとのメールもきていませんのでとりあえず問い合わせのメールを出しておきました。

色々と検索すると同じような症状に見舞われた人が散見されました。
この本人確認処理はかなりな部分手動でやってるっぽいですね。アップさせた書類を目視で確認するのは当然でしょうけど、一言一句合致していないとダメというマニュアル対応。そこから修正しろメールを送信するのは担当者ベースでやっているのはいいんでしょうけど下手すると担当者しか知らないんじゃないんでしょうかね。
なので担当者ベースで処理がとまっていると登録者のほうから問い合わせがこないと誰も気づかないとか。
メールには24時間以内対応と謳ってありますので返事を待つことにしましょう。

※追記 9/20
先ほどペイパルからメールがきていました。
『平素より大変お世話になっております。
ペイパル カスタマーサービスの●●ともうします。

書留(暗証番号)が届かないとのことで、
ご迷惑をおかけし申し訳ございません。

9/5に担当部署より、書留発行の準備に入っております。
通常、9/5より1週間ほどで書留はお受け取りいただけます。

再度、書留をお送りいたしますので
もう少々お待ちいただきますようにお願いいたします。

大変お手数をおかけし申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。』

ということでやはり忘却の彼方だったようですね。というかペイパルのサイトでは発送の段階になっても書類の確認中という表示のままみたいなので発送されているかどうか自体が分からないんですよね。なので下手をするとサイトに表記されている「発送に2週間~4週間」を鵜呑みにして1カ月くらい待ってしまう人もいるかもしれません。
それだけ待たされても届かないとさすがに使う気失せますよね。なので問い合わせもせずに担当者も気付かずそのまま永久放置プレイかもしれません。
海外だとそれでもよくあることで済まされるかもしれませんが日本のような過剰サービス先進国では死活問題でしょう。
サービス使いたいなら使いたい方からも自己主張しなさいよ!的な考え方が根底にあるのでしょうか。
海外のいろんな商品やサービスが日本でなかなか浸透しないというのは単に規制が厳しいだけの話ではないようですね。

※追記 10/1
一昨日暗証番号が届かないとペイパルにメールしましたがシカトされました。
さらに昨日もメールしましたがまだ返信がありませんでしたのでさすがに電話してみました。
するとどうやらシステム上のトラブルでハガキの発送ができていないようだとのこと。
しかしながら問い合わせがないとそれが分からないということはペイパルでは発送されたようになっているハズで、私が問い合わせたほんの数分でシステム上のトラブルであると断言できないと思います。恐らくですが人為的ミスでしょう。もしシステム上のトラブルならそういった問い合わせがすでに何十件もありそうな気がしますし。
さて、結局私はどうすればいいのかよく分からなかったので問い詰めて聞き直すと暗証番号の入力不要で特別に処理をして本人確認は終了させるということでした。ただ、一応ハガキだけは発送するらしいです。
そもそも暗証番号は書留で発送しますから届いたか届いてないか?いやそもそも発送の記録があるでしょう。
システムエラーで発送していないとすると発送したかどうかの確認自体をしていないということになります。
つまり問い合わせがあってから対応するということでしょう。以前も書きましたが結局のところ担当者ベースで完結してしまっているところにペイパルさんの問題がありそうです。
今回も電話を受け付けたオペレーターが、「私のほうで処理します」と、たどたどしい日本語で言っていました。
つまりこの方は単なる電話受付オペレーターではなかったということで、それもどうなのかな?と思います。
海外の企業にありがちな現場の人間にある程度の権限を持たせるということで処理を迅速にしている面もありましょうがその人間の裁量に任せてしまうということはその人間のスキルなどに大きく左右される面もあるわけで組織としてのフォロー体制を今回みたいにないがしろにしてしまうと大変危険な面もありますよね。

ただ、やはり海外の企業の凄い点は担当者ベースの裁量かどうかは分かりませんが申し訳ないという謝罪の意として(担当者はこんな日本語使ってませんが恐らくこんな意味でしょう)口座に1000円が振り込まれたことです。それもわずか数分後であります。

ペイパルさん、電話でキレてしまってごめんなさい(たった1000円でなびく安い弱小ブロガー笑)。これからも使い続けることにします。




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