kintoの残リース料とは?

      2023/03/27

https://kinto-jp.com/terms/toyota/
【リース契約条項の契約終了時の特約事項】
第1条 (契約満了(ご利用期間の終了))
本サービスは、ご契約の延長はできません。ご利用期間は3年契約の場合36ヶ月、5年契約の場合60ヶ月、7年契約の場合84ヶ月で終了となります。
ご利用期間終了のご案内について
ご利用期間終了前に、メール等でご案内いたします。また、会員サイト内の“My KINTOページ”でも、ご契約状況をご確認いただけます。
お車のご返却とお乗換えについて
ご利用終了のご案内とともに、車両のご返却について、ご担当販売店からご連絡を差し上げます。事前にご返却日のご調整・お手続きをご確認のうえ、ご担当販売店へお車のご返却をお願いいたします。契約満了日までにご返却いただく必要がございますのでご注意ください。また、お乗換えのお車については、車種により納期が異なりますので、お早目にご検討ください。
第2条 (6ヶ月毎の契約満了時)
お車の登録日(ご利用開始日)から6ヶ月毎に契約更新となり、お申し出がなければ、ご契約は原則自動更新となります。ご利用を終了する場合は、KINTOの定める所定の方式にてお申し出ください。また、お申し出可能な契約満了日は、お申し出日より30日以上~3ヶ月先までの中の、契約開始日に対応する日の前日(契約開始日に対応する日のない月は、その月の末日)となります。
終了に際しては、①第3条に定める早期終了にともなう追加精算金のお支払いならびに、②お車のご返却ならびに車両状態によっては【リース契約条項】第25条・第26条に基づく金額のお支払いをお願いいたします。なお、ご利用いただいた期間のリース料(月額定額料金)未払い分についても、乙の指定する方法(クレジットカード払い、またはその他の方法)により、お支払いいただきます。

第3条 (早期終了にともなう追加精算金のお支払い)
本サービスは、契約自動更新により、3年契約の場合、最長3年間、5年契約の場合、最長5年間、7年契約の場合最長7年間お乗りいただく前提で、月々のお支払い額を低減・平準化して、月額定額料金(毎月のリース料)としております。契約更新月に更新をしないで終了する場合は、経過期間により下記の追加精算金をお支払いいただきます。

kinto 契約更新の仕組み

要約
6か月毎に契約が自動更新される
終了に際して 追加清算金(査定減点、超過走行)を支払う
早期終了に伴う追加清算金も発生する場合がある← これは残リース料ではない

中途解約の場合残リース料と追加清算金を支払う

第4条 (中途解約)
中途解約をご希望の場合、KINTO所定の方式にてお申し出いただき、6ヶ月毎の契約満了までの残リース料(注1)、および早期満了にともなう追加精算金(注2)のお支払い、お車のご返却ならびに車両状態によっては【リース契約条項】第25条・第26条に基づく金額のお支払いをお願いいたします。なお、ご利用いただいた期間のリース料(月額定額料金)未払い分(注1)についても、乙の指定する方法(クレジットカード払い、またはその他の方法)により、お支払いいただきます。また、お申し出可能な中途解約希望日は、お申し出日より30日以上~3ヶ月先までの中の、契約開始日に対応する日の前日(契約開始日に対応する日のない月は、その月の末日)となります。
(注1)残リース料・ご利用いただいた期間のリース料(月額定額料金)未払い分:ボーナス加算額を含む
(注2)第3条に記載の「早期終了にともなう追加精算金」に同じ

残リース料とは

つまり残リース料とは「6ヶ月毎の契約満了までの残リース料」の事であり、逆に言えば6か月丁度経過する月に解約するとこの残リース料はかからないことになる。ということでなぜわざわざ6か月ごとの更新などというシステムかというと6か月分のリース料は確実に回収するための方便だったようだ。

追加清算金一覧

従って仮に3年契約を締結して1か月で解約しても最低11か月分は支払うことになる。なのでどうせ解約するなら最低でも6か月は契約していたほうがよい。

初期費用フリープランの中途解約について

要するに追加清算金として規定されているものが事実上の中途解約料となっている。

honda マンスリーオーナーとの違い

ホンダマンスリー よくある質問
契約期間が1か月以上11か月未満で1か月毎の自動更新
中途解約金はなし
kintoは新車
ホンダマンスリーオーナーは中古車

ホンダマンスリーオーナーは中古車なのに月額利用料が高く見えるが、仮に11か月でキントを解約しても総支払月額は16か月分となるので、提示されている月額利用料に約45%程度は上乗せして考える必要がある。

車のサブスクリプションとカーリースとレンタカーの本質的違い

カーリース 使用者 自分 所有者 リース会社 ※わ ナンバーではない
サブスクリプション  カーリースと同じ ※わ ナンバーではない
レンタカー 使用者も所有者もレンタカー会社 ※わ ナンバー

カーリースと車のサブスクリプションは基本的に変わらない

カーリースであっても基本的には車自体は返却する必要がある。これはサブスクリプションも同様。
結局個人がリースで車を利用するメリットはあまりない。
サブスクリプションと言うと敷居が低くなりそうだが実際はなにも変わらない。
とは言え、kintoは中途解約が可能であり、ホンダマンスリーオーナーはそもそも短期の契約が前提となっている。
また、ホンダマンスリーオーナーは中古車であり、比較的長期のレンタカーという見方もできる。
一時的に車が必要になったとか、あるいは車を頻繁に乗り換える人などはレンタカーでもいいという人もいるかもしれない。
しかし、レンタカーだと(わ)ナンバーとなり何かと不都合がある、などという人にはうってつけだろう。

kintoとhondaマンスリーオーナー どっちが良い?

車をどれくらいの期間使うか未定の人はhondaマンスリーオーナーがよいが、いかんせん店舗および車自体が少なく結局選択肢がかなり限られてしまう。
仮に1か月で車を返却するとなった場合、ホンダマンスリーオーナーだと1か月分の利用料だが、kintoだと12か月分(3年契約)は支払わなければならない。
そして、仮に数年単位で車は使うだろうという人でかつ、新車がいいという人でなければ安い中古車を買ったほうが結局はお得になりそうだ。
もっとも、新車を買って、1か月で売却した場合の事を考えると特段悪い条件とも言えないかもしれない。

つまり、トヨタの新車に乗りたいが5年も10年も同じ車に乗るつもりがないような人がkintoを選ぶべきであって、トヨタの新車にこだわりがない人が敢えてkintoを選ぶのは賢くない、という結論に。(ほんの1か月前までkintoを契約しようと思っていましたが)

とは言え、新車にしろ中古車にしろ車を買おうと思っている場合、kintoの契約条件は特段悪いものでもないため選択肢の一つにのぼってくるはずだ。
なんせ、支払いがクレジットカードで可能。これはかなり大きいだろう。
また、通常のカーローンでの審査とkintoの審査は恐らくkintoのほうが緩いはずだ。
なぜなら例えば同じ新車を買う場合、通常のカーローンは当然その新車価格でローンを組んで審査にかけるが、kintoは当該契約期間の支払総額で計算されるはずである。
さらに、リースであるため、契約終了後は車が返却されることも加味されると思われる。
また、クレジットカード払いである点もプラスではなかろうか。




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