世の中は誤解に満ちている~買ってはいけない味の素について

   

私は味の素をよく使う。マヨラーならぬ、あじのもとらーである(そんな言葉は勿論ない)
以前の職場の上司も味の素を毛嫌いしていた。
私は思っていた、そんなのはどうせ迷信だよ、このクソ禿げがと(暴言について謝罪して撤回させて頂きます)。
しかし、味の素は危険説は根強い。
味の素 体に悪いで検索するとこんなのがトップにくるからそりゃそうなるわな(笑)
買ってはいけない味の素!その理由とは?
理由の一つとして遺伝子組み換えのさとうきびから作られているからというものがありました。
が、これは結局味の素が体に悪いというより遺伝子組み換え食品が体によくない説を根拠にしていると言ってもいいでしょう。
この記事では触れられていませんが、なぜ味の素が体に悪いかという説が広まったのかというと、味の素が体に悪いのではなく、主成分であるグルタミン酸ナトリウム=うまみ成分自体がそもそも体に悪い説からきているようです。
この説は昔アメリカで中華料理を食って舌がしびれたとか頭痛がしたお医者さんがうまみ成分であるグルタミン酸ナトリウムをやり玉としてあげたことが発端だそうです。
アメリカ人からするとうまみ成分なんかなんですかそれ?おいしいの?状態ですからグルタミン酸ナトリウムが元凶となり、それを言わば化学的に製造しているような味の素は体に悪いとなっているもよう。
上記リンク先でも触れられていますが、味の素を摂取しなくても元々日本人は普段から大量のうまみ成分をとっています。それに加えてさらに人工的に作られた味の素を摂取するのはよくないという論調。しかし、うまみ成分を殊更味の素を摂取しているという表現にすることによって、いろんな食品に味の素が使われているような誤解を与えていますが、決して味の素を普段から摂取しているのではなくうまみ成分を摂取している事に注意が必要です。いずれにせよ日本人は日々グルタミン酸ナトリウムを摂取しているのは間違いなく、大量摂取がよくないのはどんな食品でも当たり前です。
例えばカフェインを一度に大量摂取したら死ぬこともあるでしょう。塩だってとりすぎれば高血圧に。油だって取り過ぎはよくないでしょう。
そう考えると、味の素そのものが体に悪い、とはちょっと言い過ぎな感じがします。

ということで今後もハンバーグ作る時に味の素を入れよう(笑)




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