現在完了形という意味不明の日本語

      2024/03/23

個人的備忘録なのでスルーでお願いします。

現在完了形は現時点を含んだ時間感覚

現在完了進行形と現在進行形の違い
現在進行形 今現時点で行っているがいつからやっているのかは分からない
現在完了進行形 現時点で行っており、かつ、一定期間それを行っている

経験と継続の違い
どちらも過去完了を使うのに経験用法と継続用法と区別される
【例文あり】英語の現在完了形はどう使う?過去形との違いや4つの用法を解説
forやsinceなどが使われると継続用法と言っているに過ぎない
どちらも大きな意味で経験には違いない

現在完了進行形は現在分詞を使う事によって話している現時点も行っている事を表している
動作自体完了してしまっているのは経験用法のみ

経験したことを表す【経験用法】
「~へ行ったことがある」と表現する際は、「go」ではなく「be動詞」の過去分詞を使います。

「have gone to~」と「have been to~」のニュアンスの違いは下記のとおりです。

He has gone to Paris. (彼はパリに行ったきりだ。→行ったきりで戻ってきていない。)
He has been to Paris. (彼はパリに行った経験がある。→今は戻ってきている。)

have gone to~ は戻ってきてないというより、行っている状態が継続しているとも言えます。
have been to~ はgoではなくbe動詞が使われているので行くという動作を表していません。完了形を使わない文章にするとhe is to paris. となり、彼はパリにいますとグーグル様は翻訳します。
For と to の違い・役割|He left Paris、He left for Paris、He went to Paris の違い
この記事によればtoは到着点そのものも表すとされ、そうるとisによって現在到着してそこにいるようなニュアンスになります。
従って過去分詞が使われることによっていわゆる経験をあらわすことになる。
この場合is to ~を使うと今パリにいるようなニュアンスになってしまうので、完了形を使う事によって今パリにいるというニュアンスを消しているとも言えるでしょう。そうすることによって経験を表していると言えるのかもしれません。
日本語で考えると「彼はパリに行ったことがある」と言えば経験以外のなにものでもなく、継続していることは考えられませんが、これは行ったことが「ある」という点でそう判断しています。
この点、継続か経験を測る物差しとしてforやsinceがありますが、be動詞の過去分詞が使われるとその目安がないために日本人ではよく分からないし、goとの違いもよく分からない。

これらの点を考えると、現在完了の形をとるときは話し手の現時点からみた場合にどうなのか?という事になり、
結論として大きな意味で経験を話していることになる。現在行っていてもそれは経験だし、継続していても経験していることに変わりない。
現時点より過去の事なら過去分詞が使われ、現在の事なら現在分詞になる。
経験か継続かは文脈で判断する。
現在進行形ではなく敢えて現在完了進行形を使うのは要するにずっとそれをやっているニュアンスを出したいから。
経験とか継続用法とかそういう用語にあまり意味はない。
haveを敢えて使うということは現時点を含んだ感覚があり、過去分詞なら基本的に物事はすでに終わっている。これに継続的な表現が加わると未だ継続していることになる。




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