引っ越し貧乏にならないために~飲み屋の近くの物件は避けたほうがよい

   

今住んでいるアパートのすぐ近く、駐車場をはさんで約10mくらいの距離に場末のスナックがある。店主は太ったおばさん、いや、もうお婆ちゃんと言っていいかもしれない。
そのスナックは囲繞地のようになっており、車が一台通れるほどの道がそこへつながっている。が、このアパートの駐車場がその道に面している。
道の奥にスナックがあり、そこにはもう2軒家がある。
私がここに越してきた当初からその2軒は空き家で、半分廃屋のようになっていた。
そこにつながる唯一の道を挟んで向かい側に戸建ての賃貸の家が新築されて、新しく引っ越してきた家族がいたが半年程度で引っ越していき、そこも空き家となっている。

そりゃそうだ。
スナックへ通ずる道は昼間は業者や関係者の車が止まっており、夜は夜で客や代行の車が行き来する。当然アパートの駐車場にも勝手に車を停めること茶飯事。
客のお見送りで大声で外に出て会話する。
このアパートは少し離れているのでまだいいが、新築の戸建てはすぐ隣である。
これはたまったものではないだろう。
考えてみれば私がここに引っ越してきた時から既にコロナだったのであまり気づかなかったが、最近目に余るようになったのはコロナが終息に近づいているからだろう。

引っ越す時は目当ての物件及びその周辺を必ず下見したほうがよい。
できれば平日の昼と夜、そして休日の昼と夜は最低でも確認しておいた方がよい。
平日の昼間なのに在宅している人が多いとか、昼と夜で雰囲気が変わる事もある。
住んでいる人間がどんな属性なのかもある程度推測できたりする。
ごみ置き場とか、集合ポスト、駐輪場なんかも見た方がよい。隣近所に何があるのか。こういうのは内覧する時に確認できるだろう。
引っ越し貧乏にならないために。




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