東京は物価が高くて田舎は物価が安いという常識は本当かしら

   

久しぶりにヤフーニュースを見るとちょっと気になる記事がありました。
自治体の歳入ランキングですが、当然東京が1位というのは分かります。3位に北海道が入っています。
人口規模の大きいところがもっとあるので意外だったのですが、東京の歳入が8兆円台で2位の大阪が3兆円くらいというのにまたびっくりです。
コメントを見ると人口で割らないと、などというものがありましたがそれでもかなりの開きがあります。
そしてこんなコメントが

小学校の教員で大阪から東京へ転居した人が言ってました。「金のかけ方が違う。恐ろしいほど贅沢」って。一極集中による弊害がここまで格差になっているとは。国民健康保険料だって同じ国の制度とは思えないほど東京都の自治体は安いです。住居費は高くついても住民サービスがこれだけ違えば価値はあるのかも。

そんなに違いがあるのか気になって調べるのが弱小ブロガーです(笑)
東京 北区 保険料の試算と計算方法(国民健康保険)

有難いことにエクセルで計算できるシートまでついています。さすが都会ですね。
一方の超スーパード田舎の佐賀はどうでしょうか。
令和3年度国民健康保険税の算出方法について

これを見ると計算するまでもなく料率が違いますね。ざっくり4%弱佐賀の方が高いです。
また均等割なども一見すると東京の方が高そうですが、よく見るとやはり佐賀の方が高くなっています。
ご存知の通り、国民健康保険料は所得を中途半端に得てしまうと結構な金額を徴収されてしまいます。
1人暮らしで所得が200万だと東京北区では年額254200円。
一方佐賀では357500円と10万ほど佐賀の方が高くなってしまいました。
田舎では車がないと事実上生活できませんから、車の維持費なども必要です。公共交通機関の料金も高い。
逆に賃金は安い。
田舎のほうが家賃も安いとは言え、3万くらいで借りられる部屋はそうそうありません。結局1DKでも5万前後が相場でしょうか。
本当に東京は物価が高くて住みにくく、田舎のほうが物価が安くて住みやすいと言えるのか。

とは言え、どっちにしろ所得200万もなく、車も持ってない引きこもりの弱小ブロガーには関係のない話でした(笑)




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