批判する人をバカにするとまるで正論のように聞こえるヤフコメ

   

最近はヤフーニュースを見なくなった。
このおかげでかなり時間が有効に使えるようになった。
本日たまたまヤフーニュースが目にとまる。く、くやしい(笑)
警察署で輝く「紋章」は焼き物!? 国内の約7割を手がけるのは従業員15人の福井の企業だった
ヤフーニュースはそのうち消えるようなので最後のほうに一部抜粋をコピペしておきます。

気になったのは次のコメントです。

「無駄金使うな」って言ってる人は、警察の紋章は安物にメッキ塗装がいいって思ってるのかな。最近の日本人はまるで偽物みたいだね。

これに対する返信コメント

肯定版

風雨にさらされる物だから、安物で済ませると補修や交換の頻度が上がりそう。物代もさることながら、作業代が結構痛いのよ。放置すると落下とか安全面のリスクも。
設備回りは導入時の費用ケチっちゃ駄目。安物買いの銭失いになりかねない。

ペラペラのプレス品だと頻繁に交換して工賃かかりそう。
紋章にふさわしいお仕事をしてもらえればよいかと。
国会議員もそうですが、しっかりお金をかけてもそれだけの仕事をすれば
そんなに批判はないと思います。

否定版

けどなんか深い考えなしに従来の方法を踏襲してる感はあるな。
耐久性にしろコストにしろ、より良くなんて意識がはたらかない分野なんだろう。

堂々とコスト意識を無視できる大人が増えてるから日本が落ちていくんだなってよくわかる。

返信コメントを見ると賛否両論と言った感じです。
そもそものコメントは「「警察の紋章は安物にメッキ塗装がいい」と思っているのかな」ですが、これは無駄金ということに対してですね。
無駄金→安物メッキでいいとはならないとは思いますが、仮に安物、メッキで全然構いませんよね?
この理屈だと、警察の紋章は高くて純金にしなければいけくなりますよね。それこそ100万ではきかなそうですが。
また、無駄金ではなくて必要なお金だという論拠では安物だと何度も交換しなければいけないから、という理由がありますが、そもそもわざわざ紋章を飾る理由も必要性もないように思うのは私だけでしょうか。
返信コメントにあるように、もし必要ならシールだって全然いいわけです。プラスチックに金色のシールで構いません。
しかし、それでは安っぽいから、ということでしょうか。
これを誰も問題視せず、逆に地方の中小企業が頑張っているとして賛美する方向に持っていくのが今の風潮みたいですね。

「警察の「紋章」を見たことはあるだろうか。警察署の玄関などに、光り輝くシンボルマークとして掲げられている。実はこれの多くが陶器、いわゆる焼き物で作られているとして話題になっている。」
「廣部硬器はセラミックス造形品を手掛けていて、製造した紋章は各地の警察や消防に採用されている。従業員数は約15人(2021年11月時点)と規模が大きいわけではないが、警察紋章においては国内シェアの約7割を誇るそう。消防紋章でも約半数のシェアがあるという。」
「年間で約300個を出荷しています。このうちの約50%~70%が警察紋章です。大きさは直径10センチほどから、直径90センチ以上まであり、価格も異なります。例えば、警察紋章だと直径30センチで7万2000円、直径95センチで95万円です。消防紋章だと100万円以上の製品もありますね。※価格はいずれも税抜」
「――紋章が金色に輝く仕組みはどうなっている?

企業秘密の部分もありますので詳しくはお伝えできませんが、高温で本焼きした後に表面に金液をスプレーガンで吹きつけます。その時は焦げ茶色に見えるのですが、約800度の窯で焼くと金色に輝くようになります。」




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