今日の宇野常寛氏のスッキリコメント

   

久々にスッキリを拝見させて頂きました。
ええ、宇野常寛氏のコメント見たさに録画までしてしまいました。

6月23日、本日の話題「妊娠した女子生徒に休学を勧めた高校の対応」に問題はあるのかないのか?一般視聴者の投票も含めて議論します。
出演者全員が問題アリと投票。加藤氏はこの記事だけから判断すると問題アリになるが、これまでの女子生徒の行動とか、相手とかそういった事も含めて判断されるべきだろうというような事をおっしゃってましたが我らが宇野氏は言う事が違います。

宇野氏「体育の授業のことなどを持ち出してスマートに済ませよう、やんわりとやめるような方向に持って行く、そんなやり方にうんざりする」さすが宇野氏、どういう意図で高校側が行動したのか手に取るように分かるんですね。

さて、一般視聴者の投票結果が出ました。
問題ナシが25000票あまり、問題アリが12000票あまりで、なんと問題ナシが圧倒です。

宇野氏があれだけ熱弁をふるったにも関わらず問題アリ派惨敗です。ここで宇野氏はすかさずこう言います。

「他人と違う行動をする人間は排除する世の中ってことですね、素晴らしいですね~」と皮肉をこめて発言します。

なるほど、昨今不寛容社会などと言われてますからそういった事も含めて暗に批判されているのでしょう。
ただ、妊娠した生徒に休学を勧めるということと、他人と違う行動をする人間を排除するということはイコールではありませんよね。高校が休学を勧めた理由も他人と違う行動をしたから、という理由ではなく、口実かもしれませんが妊娠して体育などの授業に差し障りがあるとか、逆に、きちんと出産してから復学したらいいとかが理由かもしれません。少なくとも他人と違うという理由ではないでしょう。勿論、そういう見方もできなくはないですが。
物事をこういう感じで抽象化したり、逆に矮小化したりすると本質からずれてしまう場合があります。
特にありがちなのが比喩を使う場合です。甘い物を表現する時に砂糖のように甘いと表現してもそれは砂糖ではありませんよね。でも人間ってなんとなく分かったような気になってしまう。
それが分かった上で敢えて議論にそういった手法を持ち込み自分の土俵に引きずり込むといった人も見受けられますが、なかなか人はそれを見破ることが出来ず、逆にこの人論理的だ、などと思ってしまうものです。

さて、本日は宇野常寛氏と一般大衆の考えが違うということが露呈してまったわけですが、宇野氏はなんだかんだ言って全国ネットのマスメディアにレギュラー出演するような人です。ということはそれなりの支持があるということでしょう。
宇野氏を検索するとウザいとか出てきますけどこれからもウォッチし続けます!!




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