近眼とコンタクトと老眼

      2022/08/20

※まとめ
近眼の人が手元を見る場合にはコンタクトあるいは眼鏡の度数を落とす必要がある。
この場合、右目と左目で度数が違う場合は「落とす度数の比率」を変える必要がある。
左目-5.0 右目-4.0 の場合 0.5落とすと 左目-4.5 右目-3.5 になりそうだがこれだと合っていない可能性がある。
仮に左目-4.5で丁度いいと感じたら右目は-3.75程度でいい場合があり、ということは仮に右目が-3.5程度でいい場合は左目は-4.25程度の場合もある。
従って、屋内用に眼鏡やコンタクトの度数を落とす場合、視力が両眼で違う人は必ずしも同じ段階で落とす事が適切とは言えないようだ。
ちなみに2年前の眼科での視力左目-5.25右目-4.5 これでコンタクトを作成
最近はかなり視力が回復しており屋外では左目-4.75右目-4.0程度まで落とさないと強すぎてきつくなってきた(正確な視力は不明)。
1段階落として屋内専用眼鏡を作ると、理屈では同じ度数の眼鏡になる(眼鏡自体はコンタクトより1段階あげるので)。
1年程前に新たに屋内用の眼鏡として作ったメガネは左目-4.5右目-3.75 で3段階も落としていたがどうもしっくりこない(今考えると落とし過ぎだが、これを今かけてみると後に作っためがねよりもしっくりくる)。
度数を落とし過ぎたせいだと思い、次は左-4.75右-4.25にしてみる。左目の視力だけよくなったという印象があったため比率を変えてみたのだが、やはり違和感。落とす比率は同じにすべきか。
ということで今度は左-5.0右-4.25にするも同じように違和感ありまくり。
元々メガネとの相性がよくなく、多分目と眼鏡に距離がある事が焦点調節に何らかの影響があると思われコンタクトのほうがよい、というのもある。
試しに左目-4.25右目-4.0のコンタクトでPCの画面を見てみると、今まで違和感ありまくりだった左目がくっきりと見える。。。多少左目が強いかなという感じはするものの今のところ問題ないようだ。
屋外の場合は左目は少なくとも1段階あげたほうがしっくりくるだろうが、つまり元々の視力自体がかなり上がっていて左目-4.75右目-4.0とすると
これで屋外で適正だとし、屋内用で、左目が-4.25でドンピシャだと約10%の落としたことになり 同じように右目を10%落とすと-3.7になる。(-3.7はないが)いずれにせよ左目と同じように2段階落とすと今度は右目が見えづらくなりそうである。
とは言え右目の屋外適正視力が-4.25の可能性もあるが。
結局眼科行けよという(笑)

↓これまでの経緯
ここ数年の視力低下が本当の意味での頭痛のタネだったわけだが、本気でレーシックなども考え始めた。
とにかく眼鏡をかけようがコンタクトを作り直そうがなんだかしっくりこない。よく見えない。
いっそのこと裸眼のほうがいいのではないかと裸眼で本を読んだり、書類に記入したりするのでさえ目が疲れてしまうので億劫になる。
結果最近わかったことがある。

 

屋外と室内では適正な矯正視力に違いがある。
PCと手元の書類などを見る時でも適正視力に違いがある。

 

つまり、まずコンタクトは屋外での適正な矯正視力に合わせられているということである。
とするならば当然PCの画面や手元を見るには強すぎるのだ。
従ってよく見えないのは当たり前。
ということでPCの画面を見る時は矯正度を少し落とす必要がある。
また、その意味でPCを手元よりも少し遠めに置いて見ている人なら、手元を見る場合はさらに少し矯正度を落としたほうがいいという結論になる。

 

めがねは目より少し離れている為、コンタクトと同じ視力を得たい場合はめがねの度数をコンタクトより若干あげる必要がある。

 

近眼でも老眼になる、と言われるがあれはミスリードではないだろうか。老眼の本来の意味は遠方を見る場合には問題ない視力の人が近いところは見えにくくなる現象のことを言うのだろう。
近眼でメガネをかけている人が近くを見るときに見えにくいからと眼鏡をはずして見るのは老眼だからではなく、めがねで遠方にピントをあわせているから当然だろう。極端な近視の人は裸眼でも近くが見えないがこれは老眼だからではなく視力が極端に弱くなっているからで、実際かなり近くまで近づけば見えるのだから、これは老眼ではない。

 

遠近両用めがね、あるいは遠近両用コンタクトについて
まず遠近両用は老眼鏡とは違い、近くのものを拡大するものではない。遠方の度数より、近くのものをみる場合の度数を下げているものである。
-4.5で+1.0などの場合は要するに近場を見る時は-3.5程度の度数にしているということになる。
とはいえ、遠近両用をずっと使っていると目が疲れる、あるいは気持ち悪くなる場合もあるので注意が必要だ。

 

結果TPOに合わせてコンタクトやめがねを適宜使用したほうがいいという結論になる。
私の場合はPCで作業をするときや手元を見る時はコンタクト同程度のめがねがもっとも疲れが出にくく、外出する場合はコンタクトがいいということに落ち着いた。

 

この視力問題は実に厄介だったがとりあえず今のところこれで良さそうである。




 - 素朴な疑問