自衛隊にゴミの回収をさせる法的根拠は?

   

吉村府知事vsヒゲの隊長 “自衛隊便利屋”に反論

自衛隊災害派遣の要件

派遣を行うためには、まず災害から人命や財産を社会的に保護する必要性があるという「公共性」、状況が切迫していて今すぐにでも救援が必要であるという「緊急性」、そして自衛隊の派遣以外にほかに適当な手段がないという「非代替性」、という3つの要件を満たす必要があるのです。「災害派遣」の範囲どこまで? 新型コロナ対応追われる自衛隊 そもそものルールは…?

東京都知事からの要請による災害派遣について、たとえば、2020年4月10日(金)付毎日新聞のオンライン記事などにおいて、特に「非代替性」要件の観点から疑問を投げかける声も聞かれます。さらに、冒頭で触れた帰国者支援などを目的とする自主派遣についても、本当に都道府県知事からの要請を待つ余裕がないほどに事態が切迫していたのか、という点についても意見が分かれるところでしょう。

新型コロナウイルス感染症対策に係る自衛隊の災害派遣要請について
成田ゲートウェイホテルにおける軽症患者等への食事提供、生活ごみの回収等の生活支援
https://www.pref.chiba.lg.jp/bousaik/press/2020/saigaihaken.html

生活ごみの回収等の生活支援などが自衛隊でなければできないことだとは到底思えないが、コロナウィルスに感染した人たちあるいは場所などでの活動という意味ではこれまで誰も経験したことがないから自衛隊でなければできないという理屈も成り立ちそうではある。
確かに自衛隊を便利屋だとは思っていないだろう。なんせ便利屋は金がかかるが自衛隊は無料。これほど使い勝手のいい便利屋はいないだろう。
ゴミの回収をするために自衛隊に入ったわけじゃないという隊員のうらみ節が聞こえてきそうである。




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