ソフトバンクがやっていたオプション取引がなぜ物議を醸していたのか分かった件

   

ソフトバンクがオプション取引縮小-物議醸したデリバティブ戦略

ソフトバンクグループは、株主からの継続的な反発などで物議を醸したデリバティブ戦略を静かに縮小している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

オプションを取引している身からすると、何が物議を醸していたのかやはり気になりますね。
どうやらコールを買って外側のコールを売るという、いわゆるバーティカルブルコールスプレッドと言われるものでそれなりのリスクはあるものの相対的に安全な取引をやっていたようでした(笑)
なぜこれが問題になるのか?
結論から言えば、今まではベンチャー企業などに投資していたのに言わば博打に近い取引をしかも4000億も使うようになってしまった。
実際このオプションは短期取引なので期限がまでに当該権利行使価格を上回らなければほぼほぼ紙切れと化します。まさに博打なのでもはや投資とは言えない単に目先の金を得るためのギャンブルをやっているに等しい。ヘッジファンドがやるのだったら理解できますが、ソフトバンクってどんな会社でしたっけ(笑)
【ソフトバンクG】危険なオプション取引を主導する怪しい人物
今回のソフトバンクのオプション取引についてコールを大量に買うという行為が市場に与える影響について言及する記事がたくさんありましたが、それは実際問題ではなく上記記事にあるように投資という名を騙り博打をやっているに等しいことが問題の本質です。
下手をすると4000億も損するかもしれない取引をやっている企業の株を買う気になれない人もいるでしょうね。

7-9月期には2920億円のデリバティブによる損失が生じていた。

素人がオプションに手を出すんじゃないわよ(笑)
なんつって




 - 素朴な疑問