自転車の交通マナー、道交法の分かりづらさと優先という意味

   

先日、母親と話をしていたら昔住んでいた団地で仲がよかった姉弟の話になりました。
数年前に偶然その姉弟のお母さんとばったり会って話をしたそうです。なんでも弟さんが事故に遭って半身不随になってしまったとか。

最近交通違反の件などもあって、運転には気をつけているつもりではありますがいくら気をつけていてもヒヤっとすることはたくさんあります。
特にここは交通事故発生率4年連続ナンバーワンの県ですから、マナーが非常に悪いんですね。
車間距離を意味なく詰めて走ったり、ウィンカーを出すのが遅かったり、横断歩道にかかるように停車したり。自転車も多いので朝夕のラッシュ時は本当に気をつけなければなりません。

先日、小雨が降る夜、交差点で信号待ちをして、右折して交差点に進入しました。
私は2台目で、1台目がすんなりと通過して私もそのまま通過しようとすると横断歩道上に私から見て右方から自転車がけっこうなスピードで突っ込んでくるので慌ててブレーキを踏み事なきを得ました。
信号待ちの時にはその自転車はいませんでしたので我々が交差点に進入した後に横断しようとしたのでしょう。
確かに自転車のほうが優先なのかもしれませんが、目の前に車が走行しているのを間をすり抜けるような感じで横断するというのもいかがなものでしょうか?
もし、事故を起こせば明らかに車のほうが悪いでしょう。しかしながら、重大な事故になって後遺症などが残るような事態になったとしたらと思うと相手は気付いてないかもしれないと細心の注意を払ったほうがいいのではないかと思うわけです。
今回の場合で言えば夜で雨が降り、自転車の青年は傘をさし、無灯火で、恐らく当方から見れば交差する右側の道路から、車が交差点に進入した後から横断しようとしたという悪条件が重なっていますので紙一重で事故が起きなかっただけともいえます。勿論当方がもっと早くに自転車に気付いていればもっと余裕をもって停車できたでしょうが。
ただ、自転車や歩行者側からしても優先だからといってまったく注意を怠っていいわけではないはずです。
上記例で言えば車の運転者に気付かれにくいということを少しでも頭にいれておいてもいいと思うわけです。それは結局自分の身を守ることにもつながるのだろうと思います。
昨今、車が道を譲るのが当然だというような体でスマホを見ながら横断する人も多いですが、事故に遭った時、車の方が悪いとは言えても失ったものは戻ってきません。
飲酒運転など、全面的に相手方に非がある場合は別ですが、注意して避けられるものである場合も多いわけですから、車だから自転車だからとか、優先だとかよりもお互いに充分気をつけましょう。車を運転している人だって時には歩行者になるわけですしね。

改めて思ったのは優先とはどういうことなのでしょうか?歩行者優先とか直進優先とか言ってますし、先に進入したほうが優先だ、などという人もいますよね。
そこで調べてみますと、めっちゃややこしいです笑
これは素人が完全把握するのは無理なようです笑
逆に言えばそれほど人によって言う事が違うわけですから、こっちが優先だ!と安易に考えて強引に進むよりも、やはり譲り合いの精神で走行したほうが無難であるという、至極まっとうな意見に落ち着くのでありました笑

自転車の横断について参考になる記事がありましたので貼っておきます→横断歩道での自転車優先?について問い合わせた結果

これによりますと、自転車横断帯のない横断歩道については自転車優先ではないらしいです、が、優先じゃなくても譲ったほうが無難ですよね。だって、多分自転車乗ってる人は自分が優先だと思って突っ込んでくること必至ですからね。
裁判などになったときの過失割合などを判断する際の一つの目安とはなるでしょうが。




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