ハローワークインターネットサービスマイページ登録に見る官僚的思考

   

ハローワークインターネットサービスが一新されているということに最近気づいた。
どうやら国もハロワ窓口で職員を介しての紹介作業が無駄という事に気づいたらしい(笑)ゆくゆくはネットで企業と直接やり取りできるようにもっていくようだ。
もっとも、現在はまだそこまではできない。とは言え、お気に入りに気になる企業を保存出来たりはできるのでマイページ機能とやらを使おうと思ったが、なんとハロワ窓口で登録してもらう必要がある(笑)
という事で、本日ハロワに行ってみた。ついでなので紹介状でも貰っておこうと思う。
さて、窓口で「ハローワークインターネットサービスのマイページ機能なんかを使うにはどうしたらいいですかね?」などと恐る恐る聞いてみたところ、なにやら紙に氏名とメルアドなどを書かされて、それを目の前で登録している。。。。しかも、改めて求職登録した時に申告した希望勤務地とかを聞かれてそれを登録しているようだ。。。。
 

しばし、唖然・・・
この人たちは何をなさっていらっしゃるの?と、まるで和田アキ子のような気持ちになる(笑)
なぜこのような事をしなければいけないのか?当の職員さんたちも絶対に思っているに違いない。しかしながら、元来公務員になろうという人たちはそんな事おくびにも出さずに従順な子羊の如く黙々と従うのであろう。
さて、登録作業が終わったら、今度は家に帰って登録したメルアドにきた認証キーを使って改めてハロワインターネットサービスで登録するという流れになる。
さて、これでできることは詰まる所お気に入り保存くらいだろうか。。。(笑)

求職者マイページでできること
○検索条件、気になった求人の保存
○紹介状、応募履歴の確認
○メッセージ機能により応募した企業の担当者とやりとりできる

求職者情報を求人企業に公開できるような設定になっているので多分、マッチングのようなこともできてしまうのだろうが現在それができるのかできないのか、そんな説明は勿論なく(こちらから聞かないと教えないもんね(笑))、できたとしても自分の個人情報が求人企業に丸わかりになるということは、地元の企業に駄々洩れになり、そこの社員なんかにも見放題になってしまうのではないかな?
応募した企業の社員どもに見放題になってしまうのは仕方ないものの、応募もしていない企業の、しかも下手したら人事担当ではないような社員パートどもに(そもそも中小企業に明確な役割分担などない場合が多い)見られ放題になってしまうのはいかがなものか?

 

ということで情報を非公開設定にできるようになっており、非公開がデフォのようである。
とは言え、当然個人を特定するような氏名や住所などは伏せられていると思うが。
いずれにしろ、なぜネットで登録が完結するようにしていないのか?そこには一般小市民には到底分からない官僚的思考、論理があるのだろう。




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