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Burn the Bridge behind you




ホームレス ニューヨークと寝た男は全然かっこよくなかった件

   

お金持ちが家を持てるのにあえてホームレス生活をしているのかと思っていましたが全然違っていました。
元モデルで今は役者やファッション系のカメラマンをやっていると聞くと人もうらやむ生活かと思いきや、寝床はとあるアパートの屋上に不法侵入して確保しています。
荷物はジムのロッカー。
でも誰もホームレスとは気づきません。
元モデルだけあって身長は190弱の長身で身なりもスーツをおしゃれに着こなしたり一見すると裕福そうです。何よりイケメンです。ニューヨークの街を行くモデルに次々と声をかけて写真を撮りまくる積極性やコミュニケーション術もあります。

しかし、何事も大成していません。自分にはストレスが一切ないと嘯きますが、実家に帰るバスの中で涙を浮かべながら自分の人生を後悔します。

役者と言ってもスターを眺めるだけのセットの一部。カメラマンとは言っても趣味程度のもの。
映画を見ているとすぐにこの人がなぜ大成しないのか分かってきます。
別に写真が好きでカメラマンやっているわけでも、芝居が好きで役者やっているわけでもないんです。
シルバーグレイの渋いイケメンのおじさんですからそれなりに人受けはいいのでしょう。

良い洋服を着ていても着替えるのは公衆便所や階段の踊り場。
寝床へ帰るには人に会わないように気を遣う。
いつもどこかで緊張している生活。

にもかかわらず自分はそこいらのホームレスとは違うんだと本気で思っています。
確かに人生を捨てたホームレスとは違うかもしれません。部屋を借りようと思えば借りれるかもしれません。
自分の人生を受け入れているようで、実は現実を見ていない、そんな感じがしてなりません。
引きこもりの中年のオッサンと本質は変わらない気がします。

そして映画の最後では映画を見ている人に数ドルでもいいから支援して欲しいと頼みます。
この屋上生活はもう限界だと・・・

ん?好きでホームレス生活をやっていたんじゃなかったのか?
家族以外誰も愛したことがないと告白するシーンがありますが、映画を見ていると何だか納得します。誰も愛したことがない一方誰からも本気で愛された事がないんじゃないでしょうか?

恰好はつけているものの、実はホームレス。しかも望んでやっているわけではなく、結局お金がないだけ。
毎月の経費で飲み代が300ドルかかっているそうですが、そんな人に支援をする人がいるのでしょうか?タバコも吸っていますしね(笑)

それにこの映画の出演料もそれなりに貰っていることでしょう。

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