社員をファミリーと言う会社にロクな会社はない~監視24時

      2019/08/20

吉本興業のお家騒動に関連して「社員を家族とかファミリーとか言う会社はブラックである」と誰かが言っていましたが、本作品「監視24時」を見て改めてその言葉に妙に納得してしまいました。

スーパーの警備員になったバツイチのちょい禿げおやじ。まるでジェイソンステイサムかと思わせます。
フランス映画なのでなんだか気だるい音楽で、ハリウッド映画に慣れ切ったジャパニーズには妙に新鮮さを感じさせる映画となっております。
とは言え、スケール小さい版のハリウッド映画的な内容で意外な掘り出し物でした。

スーパーの警備員ながら機転を利かせた対応でとんとん拍子に出世していく主人公。
しかし、セキュリティ部門のお偉いさんがなんだか胡散臭そうな雰囲気を醸し出しており、案の定ごっつい悪でした。
まるで、FBIのトビーフーパ―のように従業員たちを隠しカメラで監視しまくり弱みを握りまくって己の権力を確立していたのでありました(笑)
ありそうでなかった話です。なかなかいい着眼点だと思います。たまにフランス映画は面白い発想の映画がありますよね。

そして、主人公も調子に乗って、我々はファミリーだというブラック企業にありがちな甘言に騙されて悪事に手を染め始めるが・・・
と、アマゾンプライムでたまにぶち当たる結構掘り出し物映画でした。




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