2重登録できるようなシステムを使っている?税務署からの電話

   

本日税務署から電話がありました。
先日、源泉税のゼロ円納付(数年前に設立した合同会社の分です)をe-taxでやったのですが、識別番号などがどうやら2重に登録されていたようでその電話でした。
法人での登録と個人での登録がよく分からずに混乱して登録したのが一因だと思いますが、そもそも2重に登録されること自体問題でしょう。
現に2重に登録されていることが登録後判明してその処理に関して電話をかけてまで以前の登録を活かすか新たな登録を活かすか選択させようとしているわけで、法人で登録する際は法人番号などで2重登録をはじくような設定にすればいいだけだと思われますが。
一つの法人で複数の人間が利用することを想定してのものだったりするのかもしれませんが、いずれにしろ複数の識別番号で一つの法人のデータを統合したり連携するのではなく、識別番号で法人のデータを区別しているのかもしれません。利用者識別番号に法人が紐づく感じでしょうか?
そこで個人の確定申告と法人の法人税の申告とe-taxで同一人物が行うとどうなるかという冒頭の疑問が湧いたわけですが、個人と法人では別の識別番号をとる必要があります。
結局現状だと特定の個人がいくつも識別番号を取得できてしまうことになるわけですが、それはそれでよくないわけで今回のようなことになるのでしょう。

しかし、その後税務署から電話があり、実は2重で登録されておらず、新しい識別番号に変わっているとのこと(笑)
このあたりもよくわかりませんが、ではなぜ2重で登録されていると判断したのか?恐らく各税務署では当該法人の識別番号を管理しておりそれがオンラインなのかローカルでのシステム上なのか紙なのか、或いはそれら全部か、そこに新たな識別番号が割り振られてきて以前のデータと違うことにより現場の担当者は2重で識別番号が発行されていると判断してしまった。しかし、それはオフライン上の話で、システム上は2重で登録されておらず、既に新しい番号に置き換わっていた。
ということなのでしょう。確かに、システムを構築するプロの業者さんが2重登録できるようなそんなシステムを構築するとは思えませんよね。
それほど頻発するようなケースではないため、今回のような対応をとったと思われますが、結局のところ懸念していた2重登録されたら問題だろ問題は杞憂だったというわけで、現場の管理がそれに追いついていなかっただけという事のようです。

ちなみに合計4回も電話がかかってきました(笑)
何だか申し訳ない気分でいっぱいです。まったく金にならないことに相当な手間をかけさせてすいまそん。




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