ソーシャルレンディングの次はクラウドファンディングが問題になるのか?

   

先日NHKでソーシャルレンディングの大手maneoが色々と問題になっていると報じていました。

以前、こんな記事書きましたがソーシャルレンディングに出資なくて良かった件

いずれ問題になるであろうことは私が予想できたくらいなので投資していない人の方が圧倒的に多い事でしょう。 どんな企業で、どんな経営実態か分からない企業へ貸し付けを行うなんて通常あり得ません。そもそも貸し出し金利が相場より高いので、銀行融資は受ける事が出来なかった事が容易に推測できます。 銀行はお金を貸さない場合であっても投資妙味があれば出資したり、融資する人や企業はあるでしょうが、具体的にどんな経営状態か分からないのですから如何ともしがたいです。

さて、株式型クラウドファンディングもソーシャルレンディングの一種と言っていいと思いますが、これもそのうち問題になるのではないでしょうか?

株式型クラウドファンディングでは投資先の企業がどんな企業でどんな商品やサービスを扱い、どんな経営状態かも投資家に開示されますので、maneoなどと違い確かに透明性はあると言えるでしょう。

ただ、株式型の宿命として数年は事実上換金できないですし、元本がそもそも保証されていないものです。投資先が上場でもすれば一発大穴が当てられますが、その分リスクが大きいハイリスクハイリターンの商品です。

とは言え、人間という動物は病気になって初めて健康の有難みが分かるのと同じく、失敗して初めてそのリスクの大きさに気付くものでしょう。投資している時は夢を見ていますが、いざ現実に引き戻された時、投資した人たちは果たして自己責任さ、フフフとクールに現実を受け止めるでしょうか。

まだ、株式型クラウドファンディングが始まって日が浅いのでデメリットの部分は露呈していませんが、金欠状態に陥り少しでも現金が欲しい人間からすると、クラウドファンディングに投資したお金を換金したくなるのが人情。

しかし、事実上換金できないクラウドファンディング・・・上場まで気長に待てる富裕層の遊びだと今更気づき、期間工に行くハメにならないように気をつけなはれや! 笑




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