自律神経失調症は病気であって心の問題ではないという話しから日本語の難しさに改めて気付かされた話し

   

プロ野球の川崎宗則選手がソフトバンクを退団されるとのこと。理由の一つに自律神経の病気をあげられていました 川崎宗則 ソフトバンク退団を発表 自律神経の病気にもなり…「野球から距離をおいてみようと決断」

いつものようにヤフコメチェックでございます

すると気になるコメントが

モチベーションの低下は気持ちの問題であって、自律神経の病気は病気ですよ。

確かにそうだなと思いつつも多少違和感が・・・
病気は病気かもしれないですが、自律神経もストレスなどの影響はあるわけであり、心の問題と完全に切り離すことはできないのではないか?
そう思ったものの、そもそも自律神経ってなに? 笑
大してよく知りもしないのにイメージだけであれこれ言ってしまう事柄が非常に多いことを改めて気づかされました。

色々と調べると、自分自身が自律神経失調症の症状にどう見ても符号することが多くてびっくりしましたが(笑)

さて、分かったこととしては
自律神経失調症の原因の一つにはストレスがありますが、こればかりが原因ではありませんので心の問題である、と結論付けるわけにはいきません。
そういった意味では心の問題ではないと言えるわけでもあります。しかし、ストレスなどが原因の場合もありますので必ずしも心の問題ではないと言い切るわけにもいかないという、ある意味ごく普通の結論に至ってしまいました・・・

また、病気かどうかという議論に対しても、一般論としてそもそも生活に特に支障なければ病気ではない、というお医者さんもいるくらいですから自律神経失調症の症状が出たら即病気なのか?というと、どうでしょうか?
日本ではなんらかの病名がつかないと保険医療の対象にならないですから病院に行けば病気だと診断されるでしょうが。
そうなると病気だから心の問題ではない、という論理にはならないわけですよね。

そこで、今更気づいたのが気になるコメントですが、自律神経の病気は病気だと言っているのであって、自律神経の病気は心の問題ではないとまで言っていないんですよね・・・笑

日本語って難しいですね・・・

あぁ・・・




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