掘り出し物な映画コールドバレットを無料で見る
コールドバレットという映画をまたなんの事前知識もなく見ました。 無料で見るならここ
事前知識なくて見ましたので、アメリカの片田舎の群像劇みたいな、もしかしてホモ系（なんかの映画と間違えてる？）の話かと思ったら意外や意外。ヒストリーオブバイオレンスとか、コーエン兄弟系の映画でした。
似たような題名にコールドバレッツ 裏切りの陰謀というクリスチャンスレーターの出てる映画がありますがまったく関係ありませんので念のため。
深夜に家に侵入した強盗撃ち殺したら、実はそいつが・・・という感じで話が展開します。
あっさり正当防衛になったりして少し変だなと思いつつ、町の人たちから少し変な目で見られはじめる主人公夫婦。
世間どころか嫁の態度も主人公に批判的になっていきます。アメリカでは家族の為にやったことなのに結果がよくないと速攻旦那を批判する嫁が多いのでしょうか。アメリカ映画でよくありますよね。まあ映画を面白くする演出の一環ということにしておきます。
事前知識ないと、そういう人間関係とかトラウマとかのお話なのかもしれないと思ってみてしまいます。無駄なセリフを極力排した演出でしょうか。見ているものが色々考えてしまうようにつくられているようです。
しかし、撃ち殺された強盗の父親とばったり出くわしたあたりから不穏な空気が。
復讐の鬼と化したおやじさんが主人公の家に侵入。えらいこっちゃで警察が警備してくれます。
が、この警備がけっこうなもので家の中に一人、外にも数人。しかも保安官自ら雨の中立って警備してくれます（ご苦労様です）。
たった一人のけっこう年食ったおやじ相手にここまでやるとは。普通の映画だと警備してくれと懇願してもなかなか取り合ってくれず、そのうちに事件が拡大していく展開が予想されますが、ここでも多少違和感。そんな違和感をものともせず映画は進む。
そんなこんなでおやじもあっさり逮捕（めっちゃ仕事早い笑）。一件落着かと思いきや、正当防衛で撃ち殺した強盗と同じ名前の指名手配犯の写真を主人公は見つけてしまいます。？？？マークが。そうです、顔が違うんです。
また、ここから話が急展開。
さらに復讐の鬼おやじが保安官たちに注射されて線路に放置プレイされちゃうところを主人公は目撃してしまいます。？？？？マークが４つに増える事必定。
何故保安官たちはおやじさんを殺そうとしていたのか？しかも、そのまま放置しておけばおやじは木っ端みじんでこれからおやじに怯えて生活することもないのに主人公は事もあろうかおやじを助けます。
もうわけわかめでございます。
この映画勿論まだまだ話が大きく展開していきます。が、後半は雑、というか説明が不足しているのでなぜそこまでやる？的な感じになることでしょう。
しかしながらアマゾンでもレビューが現在3件しかないほどマイナーな映画ではありましたが充分楽しめました（多分netflixでタダで見たから余計そう感じるのかもしれない）。
後で気づきましたが、復讐おやじがサムシェパードでその友達みたいなちょい悪オヤジ風のなんか渋いオヤジが探偵役で出てくるんですが、ドンジョンソンでした。シブいはずですね。